パルメイラスが99年以来、2度目の優勝を果たした。

0-0のまま後半ロスタイムに突入。途中出場のFWブルーノロペス(25)が右クロスを頭で合わせ、劇的決勝ゴールを決めた。この時、時計は「98分25秒」をさしていた。

ロペスのゴールは、パルメイラスにとってこの日、初めてゴールの枠に飛んだシュート。同FWは「人生でこんなことが起こるなんて夢にも思わなかった。2部でプレーしていたこともあったのに」と歓喜の表情だった。

パルメイラスのポルトガル人指揮官アベル・フェレイラ監督(42)は19年7月から20年10月まで、香川真司が加入したギリシャ1部PAOKの監督を務めており、PAOKも公式ツイッターで「リベルタドーレス杯優勝おめでとう、コーチ!」とつぶやいた。

パルメイラスは南米王者として、カタールで行われるクラブW杯の7日準決勝でティグレス(メキシコ)と蔚山(韓国)の勝者と対戦する。