MF藤本寛也(21)が移籍後初ゴールを決めたが、ジル・ビセンテはホームで首位スポルティングに1-2で逆転負けした。

2試合連続で右サイドで先発出場した藤本は前半36分、左サイドでこぼれ球を拾ったMFゴンカルベスからのクロスにフリーで飛び込み、相手GKとの1対1を左足ダイレクトで押し込んで先制点を奪った。J2東京ヴェルディから今季移籍し、この試合が11試合目の出場で先発は4試合目だった。

藤本は1-0とリードした後半26分に交代したが、チームは同38分、こぼれ球をDFコアテスに蹴り込まれて同点とされ、同ロスタイムにもコアテスにセットプレーから頭で押し込まれて勝ち越しを許した。

ジル・ビセンテは4勝4分け10敗の勝ち点16で14位。4連勝のスポルティングは15勝3分けで勝ち点を48に伸ばし無敗を守った。