マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(23)が、米タイム誌の「次世代の100人」に選ばれた。

リストは「アーティスト」「リーダー」「革新者」などに分類されており、ラッシュフォードは「advocates(主唱者、代弁者)」の項目での選出となった。

自動車のF1王者ルイス・ハミルトンが紹介文を書いており「2020年、マーカス・ラッシュフォードはマンチェスターUとイングランド代表でのスター選手というサッカー界での立ち位置を飛び越え、多くの才能を発揮した。子供たちが飢えに苦しんでいるという国家的危機を解消するため立ち上がったのだ。彼は昨年6月『僕はおなかがすくことがどんな感じか分かっている』とキャンペーンを立ち上げ、政府が夏休みの間に子供たちに食事を配ることをうながした。社会で最も弱い者のために立ち上がり、影響力を駆使してポジティブな変化を生み出した。数え切れない人々に影響を与えて彼に賛同してもらい、模範的人物という地位を確固たるものにした」などと記している。