元ドイツ代表DFで、ドルトムントやレアル・マドリードなどでプレーしたクリストフ・メッツェルダー氏(40)が、児童ポルノの所持と分配の疑いで、4月29日に裁判にかけられることになった。

デュッセルドルフ地裁は「メッツェルダー氏は裁判で争う姿勢を見せており、起訴内容が真実かどうかが争点になる。最終的な判決が出るまでは、被告人は無実とみなされる」とした。

裁判は新型コロナウイルスに対する厳重な衛生対策のもとに行われるという。

メッツェルダー氏はドイツ代表として47試合に出場。02年W杯日韓大会、08年欧州選手権両大会での準優勝に貢献した。引退後は解説者となり、地元のクラブTuSハルテルンの会長も務めていたが、19年9月に児童ポルノに関する疑惑が浮上し、会長を辞任していた。