今季1年間トットナムに所属するウェールズ代表FWガレス・ベール(31)が、期限付き移籍元のレアル・マドリードからの給料値下げの申し入れを受け入れるつもりがないことを、スペイン紙アス電子版が3日に報じている。

同紙は英紙ミラーの情報を引用し、来年6月30日でRマドリードとの契約が切れるベールが、来季再びの期限付き移籍を受け入れる一方、税込3000万ユーロ(約39億円)という高額な年俸の値下げに応じるつもりがないことを伝えた。

Rマドリードは今季、新型コロナウイルスの影響を財政面に大きく受ける中、ベールの1年間の年俸をトットナムと折半している。

ベールは今季、トットナムでプレミアリーグわずか9試合(先発3試合)しかプレーしておらず、大きな期待に全く応えられていない。しかし4-0で勝利した直近のバーンリー戦で2013年以来となったトットナム復帰後、プレミアリーグのホームゲームで初めて先発出場した。その際、2得点1アシストという最高のパフォーマンスを披露し、復活への兆しを見せている。

(高橋智行通信員)