トットナムのジョゼ・モウリーニョ監督(58)は、レアル・マドリードから期限付きで加入しているウェールズ代表FWギャレス・ベール(31)の来季去就について「彼はトットナムの選手ではない。すべてはレアル・マドリードが握っている」と説明した。英BBC電子版が報じた。

ベールはRマドリードのジダン監督のもと、プレー時間が減少。今季から期限付きでトットナムに復帰した。けがなどもあり、当初はなかなか結果が出ずにいたが、ここ2試合で3ゴールと復調のきざしを見せている。モウリーニョ監督は「選手がけがをすると、傷痕が残る。身体的な傷痕とともに精神的な傷痕だ。だから精神的に自由でクリーンになるには時間がかかる」とし「我々はできる限りのケアをしているし、彼の最後の日までそうするだろう」と最大限のサポートを約束。

来季以降については「ギャレスについて何か聞きたいのであれば、マドリードにいる記者たちに頼んで、ジダン監督に質問してもらうことだ」と話した。