バルセロナは4日、前日の国王杯準決勝第2戦セビリア戦で負傷した元スペイン代表DFジェラール・ピケ(34)が検査を受け、右膝内側側副靱帯(じんたい)捻挫と診断されたと、クラブの公式サイトで発表した。

ピケは3-0で勝利し、同大会で2シーズンぶりの決勝進出を決めたセビリア戦でフル出場したが、試合終了間際に右膝を痛めた。復帰時期についてクラブは明らかにしていないが、スペイン紙アスは全治約3週間と伝えている。

ピケは昨年11月21日のアトレチコ・マドリード戦で右膝に重傷を負い、約3カ月後の先月16日にホームで行われたパリ・サンジェルマン戦で戦列復帰したばかりだった。そこから5試合連続で先発出場を果たすも、再びけがを負うことになった。

けがに苦しめられるシーズンを送るピケは今季、公式戦15試合に出場し2得点を記録している。

ピケはこの後、オサスナ、ウエスカ、レアル・ソシエダードとのリーグ戦、パリ・サンジェルマンとの重要なチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦の計4試合を欠場する見通し。戦列復帰は今月下旬の代表ウイーク後、4月4日に開催される第29節バリャドリード戦になるとみられている。