ヘタフェは6日、スペインリーグ第26節でバリャドリードとアウェーで対戦する。ホセ・ボルダラス監督(57)が前日会見に臨んだ。

ヘタフェは現在、勝ち点27で13位。17位バリャドリードとは勝ち点5差で、それほど差はない。残留争いのライバルとの一戦の重要性について聞かれたボルダラス監督は「シーズンのこの時点でのリーグ戦は、全ての試合が本当に大切だ。全てのチームが重要なものを懸けてプレーしている」と話した。

バリャドリード戦の欠場者については「幸いチームはいい状態だ。(前節バレンシア戦を負傷欠場した)エチェイタは通常通り練習を行なっている一方、クク(ククレジャ)が出場停止で欠場する」と明かしている。

バリャドリード戦では、ここまでチームで唯一、リーグ戦全25試合に先発出場してきたスペイン代表MFククレジャが累積警告で出場できない。そのため誰が代わりを務めるか注目されており、久保建英が5試合ぶりに先発復帰する可能性があると、スペインのいくつかのメディアが報じていた。

ボルダラス監督はその件について「ククはほとんど全てに出場してきた選手であり、我々にとって非常に重要だ。しかし、そのようなことはシーズンを通じて起こることなので、欠場を残念がることはできない。彼のポジションで試合に出場するチームメイトは間違いなく素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるだろう。私には様々な選択肢があるし、誰がプレーするかを考えている」と返答し、具体的な名前を出さなかった。(高橋智行通信員)