7日に行われたバルセロナ会長選の開票が同日に行われ、ジョアン・ラポルタ氏(58)の当選が決まった。ESPN電子版など海外メディアが一斉に報じた。同氏は03年~10年にも会長職を務めており、2度目の就任となる。

バルセロナの発表によると、ラポルタ氏は3万184票を集め、ビクトル・フォント氏(1万6679票)トニ・フレイシャ氏(4769票)を上回ったという。

新型コロナウイルスがまん延する中、クラブの負債は12億ユーロ(約1500億円)にも上り、今季で契約終了となるメッシの引き留めを行わなければならないなど、ラポルタ氏に課せられた課題は多い。

同氏は「世界最高の選手が投票に訪れてくれた。これは我々が選挙運動の最中に言ってきた『メッシはバルサを愛している』ということの表れだ。ぜひ彼がクラブにとどまるように働きかけていきたい。それはクラブ全員の望みだ」と「メッシ残留」に注力することを誓った。