レアル・マドリードから期限付きでドルトムントに所属しているU-23ブラジル代表MFヘイニエル(19)が、期限付き移籍先の変更を検討している。スペインのラジオ局カデナ・セルの情報を元にアス電子版が報じた。

ヘイニエルは今季ここまで公式戦12試合、150分程度しか出場機会が与えられておらず、得点もわずか1点。そのため今季終了後にドルトムントとの契約を解除し、期限付き移籍先を変えようと考えているのだという。

ヘイニエルの周囲にはマルコ・ロイス、ジェイドン・サンチョ、トルガン・アザール、ユリアン・ブラント、ジョバンニ・レイナ、ジュード・ベリンガムなど、レベルの高い競争相手がひしめいている。そのためルシアン・ファブレ前監督、エディン・テルジッチ監督の構想にはほとんど入っていなかった。

ヘイニエルは東京五輪に向けたU-23ブラジル代表のメンバーから外れることを危ぶんでおり、他クラブへの来季移籍をすでに計画しているという。(高橋智行通信員)