元イタリア代表監督で、昨年11月からフィオレンティナを率いていたチェーザレ・プランデリ監督(63)が辞任した。

05年~10年にも同クラブを指揮したプランデリ監督は23日に声明を発表。「私がフィオレンティナを去るのはこれが2度目となる。1度目は他人の意思によって。今回は私の決断だ。誰の人生においても、無駄なものや有毒なものが蓄積されていく。そして時にそれは同時にやってくる。現在、私は大きな不快感の中にいると感じている。私自身でいられなくなるような。この数カ月、私の中の暗闇が大きくなっていき、私のものの見方を変えてしまった。100%をささげるためにここに来ていたが、まもなくそれもできなくなる。だからクラブ全員のために身を引くことにした」などと、自身の精神状態が辞任の理由だと説明。監督業からの引退も示唆した。

後任として、プランデリ監督の前任者だったジュゼッペ・イアキーニ氏(56)が再び指揮を執ることになった。