ユベントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブフォン(43)が30日、神を冒涜(ぼうとく)したとして1試合の出場停止処分を受けた。これにより、今週末のトリノとのダービー戦に出場できない見通しとなった。

ブフォンは4-0で勝利した昨年12月19日のパルマ戦でチームメートに対し、神を冒涜する表現の言葉を発し、その時のやりとりがマイクに録音されていた。

ブフォンにはすでに罰金5000ユーロ(約62万5000円)が科せられている。当初イタリア協会は出場停止処分は科していなかったが、地元検察当局が同協会に異議申し立てを行い、出場停止処分が決定した。

イタリア協会は2010年から神を冒涜する言葉を使った選手、監督らを処分してきた。今季は新型コロナウイルスまん延防止のため、試合が無観客で行われており、集音マイクに選手の言葉が録音されやすくなっている。そのため処分件数も増えているという。ローマのMFクリスタンテや、ラツィオのMFラッツァーリらが1試合出場停止処分を受けている。