レアル・マドリードは3日、乾貴士、武藤嘉紀が所属するエイバルに2-0で勝利した。前半41分にアセンシオが先制し、後半28分にビニシウスのクロスからベンゼマがヘディングで加点。9戦負けなしの3連勝とした。

同クラブによれば、この試合でジダン監督はレアル・マドリードで通算250試合目の指揮。うちリーグ戦174試合で、この日の2得点で通算400得点に達したという。

同監督は公式戦3試合連続得点と好調なアセンシオを称賛し、「彼もチームも同様にいい状態」とし、ビニシウスについても「(ベンゼマへ)完璧なクロスを送った」と評価した。

同時に「2つの大会のことを考えている」と、リーグ戦と欧州CLで優勝を狙っていることをあらためて強調。今季は故障者が多く、この日も守備の要セルヒオラモスらが不在ながら完封。「この状況を楽しまなければならない」と前向きな姿勢を示した。

レアル・マドリードはこの時点で首位アトレチコ・マドリードと勝ち点3差の2位。6日にはリバプールとの欧州CL準々決勝第1戦、10日にはバルセロナとの「クラシコ」が控える。

また、乾はこの試合で後半から出場、武藤はベンチ外だった。