ブンデスリーガで3日、首位バイエルン・ミュンヘンは2位ライプチヒとの直接対決に1-0で競り勝ち、両者の差は勝ち点7に広がった。

エースFWレバンドフスキが故障で不在の中、前半38分、ミュラーの折り返しにゴレツカが走り込んで先制。守備陣ではボアテング、デービスを出場停止で欠き、後半には相手に好機を許し、ザビッツァーらにシュートを打たれるが、GKノイアーがセーブ。そのまま逃げ切った。

フリック監督は「ライプチヒが後半に全力でくることは分かっていた。彼らは素晴らしく、我々を苦しめた」と相手に敬意を表しつつ、「うちのチームの精神力の強さは手放しで褒めたい」と粘り強さ、勝負強さを強調した。ノイアーは「優勝に向けて重要なステップだった」と、大一番での勝利を喜んだ。

ライプチヒのザビッツァーは「バイエルンはワンチャンスでゴールを決めた。僕らはいい形をつくったが、精度が足りなかった」と悔やんだ。

バイエルン・ミュンヘンは7日にパリ・サンジェルマンとの欧州CL準々決勝第1戦が控える。