チェルシーのスペイン人GKケパ(26)とドイツ人DFアントニオ・リュディガー(28)が、4日の練習中に乱闘騒ぎを起こしていた。

英ミラー電子版によると、いさかいの予兆は2-5と大敗した3日のウェストブロミッジ戦からみられたという。出番のなかった2人がスタンドで何事か言葉を交わしたことで雰囲気が険悪に。そして翌4日の練習中、同じボールに対して競り合った際に双方の怒りが爆発。2人はののしり合った後に小突き合うような状況になったという。

トゥヘル監督が素早く間に入り、リュディガーをロッカー室へと入らせた。その後、少したってからケパもロッカー室へ向かい、謝罪してけんかを終わらせたという。

チェルシーは、トゥヘル監督が就任してからここまで公式戦14試合連続無敗だったが、20チーム中19位と低迷するウェストブロミッジにまさかの大敗を喫したことで、チームの歯車に狂いが生じた。ケパとリュディガーだけでなく、同試合終了直後にはDFアスピリクエタとDFリース・ジェームズが口論となっていた。

チェルシーは7日にポルトとの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1試合を迎える。早急にチームの結束力を修復できるか。トゥヘル監督の手腕が問われる。