ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEO(61)が、来季もノルウェー代表FWアーリング・ハーランドをチームに残留させる意向だと明かした。英ミラー電子版が報じた。

かつてマンチェスター・シティーやリーズ、ノッティンガム・フォレストなどでプレーしたハーランドの父親アルフ・インゲ・ハーランド氏と代理人のミノ・ライオラ氏は現在、欧州行脚中。バルセロナやレアル・マドリードの関係者と会談を持ち、移籍について話し合いを行っている。

だがバツケCEOはDAZNの取材に対し、今季終了後にハーランドを売却する意思がないことを明言。「アーリング、彼の父、代理人とも話し合うが、我々は彼が来年もハッピーな気持ちでウチにとどまり、ゴールを決めてくれることを望んでいる。それに替わるプランはない」と断言した。

一方で同CEOは、イングランド代表FWジェイドン・サンチョについては「いつもそうだが、もし途方もないオファーが来たら、選手、代理人と話をする」とし、交渉の余地はあることを示唆した。

ただバツケCEOは新型コロナウイルスの影響で各ビッグクラブが経営面で打撃を受けており、今後の市場の動きも限定的になるのではないかと予想した。