バルセロナは5日、バリャドリードに1-0で勝利、勝ち点65とし、首位アトレチコ・マドリードに同1差、3位レアル・マドリードに同2差の2位とした。

前半からペースを握りながらも、メッシのシュートが相手DF陣に阻まれたり、グリーズマンのヘディングがわずかに枠を外れるなど、なかなか得点できない時間が続いた。後半34分にはデンベレが危険なタックルで倒されて、相手FWが一発退場。同45分に右クロスを味方と相手DFが頭で競ったこぼれ球がデンベレの足元に落ち、デンベレがダイレクトでたたき込んで、値千金の決勝点となった。

バルセロナはこれで6連勝、昨年12月5日にカディスに1-2で敗れて以来リーグ戦19戦無敗(16勝3敗)となった。同クラブによると、この間48得点3失点。19戦無敗はクラブ史上6番目の記録という。最多無敗記録はバルベルデ監督政権下の17-18年の36戦無敗で、このシーズンはわずか1敗、勝ち点93で独走優勝している。同クラブの過去の無敗記録は以下通り。

<1>36戦無敗=17-18年(バルベルデ監督)

<2>31戦無敗=10-11年(グアルディオラ監督)

<3>23戦無敗=18-19年(バルベルデ監督)

<4>22戦無敗=08-09年(グアルディオラ監督)

<5>21戦無敗=09-10年(グアルディオラ監督)

<6>19戦無敗=12-13年(ビラノバ監督)、20-21年(クーマン監督)

20戦無敗がかかる次戦は10日の「クラシコ」、レアル・マドリード戦になる。