レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマ(33)が7日、スペインリーグのハビエル・テバス会長が主催するイベントに参加。3日後に迫ったバルセロナとのクラシコについて語った。その模様をスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が同日伝えた。

今季スペインリーグも残り9節。ベンゼマは優勝争いを左右するクラシコについて「世界最高のゲームだ。でもそれは僕だけでなく、みんなにとってそうだよ。なぜなら多くの歴史を持つ2チームの対戦だからね」とし「その試合は決勝戦だ。ボールをキープして自分たちが望むようにプレーする必要がある」と意気込んだ。

ベンゼマはバルセロナについて「彼らはボールを持ってプレーするのが好きなチームであり、素晴らしいGKがいる」とも話し、ドイツ代表GKテアシュテーゲンの存在を強調した。

相手のエース、メッシは現在23ゴールで得点ランキングトップに立つ。18点で同4位につけるベンゼマはライバルについて「ピッチで全てをこなすプレーヤーだ。彼が非常に危険であることを分かっているので、注意を払う必要があるし、僕たちは前半戦でやったようなプレーをしなければいけない」とコメント。昨年10月24日に3-1で勝利したバルセロナ戦についても言及した。

6日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦リバプール戦に3-1で勝利し、勢いに乗るRマドリード。ただ、この後は10日にホームでバルセロナとのクラシコ、14日にアウェーでリバプールとの第2戦が控えており、厳しい1週間が待っている。