リバプールは1-3で敗れた6日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・Rマドリード戦後に、MFナビ・ケイタ(26)とDFトレント・アレクサンダーアーノルド(22)がSNS上で人種差別を受けたと明かした。

両選手のインスタグラムの写真に対して、猿の絵文字つきコメントが投稿されたという。インスタグラムを所有するフェイスブックは英スカイの取材に対して、調査をしていると状況説明した。

リバプールの広報担当者は「我々は悲しいことに、またもやフットボールの試合の翌朝に、忌まわしい人種差別について話すことになりました。差別は絶対に受け入れられないですし、やめなければなりません。我々は関係各所と連携し、人物の特定、そして可能であれば起訴できるように働き掛けます」などと話した。

これまでサッカー界ではラッシュフォード、マルシャル、トゥアンゼベ(いずれもマンチェスター・ユナイテッド)、リース・ジェームズ(チェルシー)、ヤンケビッツ(サウサンプトン)、ソウヤーズ(ウェストブロミッジ)らが人種差別の標的とされてきた。また女子でもローレン・ジェームズ(マンチェスターU)ら被害者が出ている。