欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で、パリ・サンジェルマンが敵地でバイエルン・ミュンヘンを3-2で下した。

前半3分にパリ・サンジェルマンはエムバペのゴールで先制、同28分にマルキーニョスの得点で2-0とリードを広げた。その後、同37分と後半15分に失点し、2-2と追いつかれたが、同23分にエムバペが決勝ゴールを挙げた。

敵地での第1戦を制し、ポチェッティーノ監督は「欧州最強の相手に難しい戦いに臨んだチームの結果と内容に満足している。選手の献身ぶりは称賛したいし、このようなパフォーマンスを繰り返したい」と満足げ。「カウンター攻撃が信じられないほど効果的だった。こんな優れたチームを相手に3得点できることは非常に難しい。我々のプランはうまくいったが、幸運にも恵まれた。まだ何も決まってはいないが、とてもポジティブな結果だ」。

バイエルン・ミュンヘンにシュート31本を許しながら、GKナバスの好守もあって2失点に抑えた。「彼は世界最強GKの1人。彼がうちのチームでよかったよ」と称賛した。

ドラクスラーは「いい時間帯に得点できた。Bミュンヘンがより試合を支配していたが、我々はゴール前でとても効率的だった。後手に回ることも多かったけど、我々には前方でゴールを奪うクオリティーがある」と振り返る。同時に「でもBミュンヘンのクオリティーも見せつけられた」とも続けた。

アウェーゴール3点と、第2戦に向けてアドバンテージは得たが、指揮官も「第2戦はまた難しいだろうと思う」と警戒心は緩めなかった。