マンチェスター・ユナイテッドが前半31分、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(23)のゴールで先制。終了間際の後半45分にもポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(26)がPKを決めて、初出場のグラナダ相手に先勝した。

フェルナンデスのPKは、同MFが相手選手の手で顔を押され、倒れて獲得したもの。マンチェスターUのスールシャール監督は試合後、その時の接触が見た目よりもひどかったと説明。フェルナンデスの左目が赤く腫れ、視界にも影響していたと話した

同監督は「PKを取ったプレーは見ていなかったけど、戻ってきた時に彼の目の状態を見た。ベンチで後ろに座っていたフェラン助監督は『片目だけでPKを決めるのも技術だ』って言っていたよ」と話した。

2点のアウェーゴールを奪い、4強入りに大きく近づいたマンチェスターUだが、来週の第2戦では累積警告で主将のDFマグワイア、DFショー、MFマクトミネイの主力3人がプレーできない。スールシャール監督は「我々が今日、5枚もイエローを出されるようなプレーをしていたとは思わない。もちろん結果には満足しているが」と話した。