南米サッカー連盟(CONMEBOL)は13日、6月13日に開幕する南米選手権に先がけ、北京に本社を構える中国の製薬会社シノバック・バイオテックから、新型コロナウイルスワクチン5万回分の寄付を受けると発表した。

ESPN電子版によると、CONMEBOLのドミンゲス会長は「南米のサッカーファミリーがワクチンを提供してもらえるなんて、最高のニュースだ。シノバック・バイオテックによる連帯と援助の素晴らしい姿勢に感謝したい。彼らはサッカーが南米にとって経済、文化、そして心身の健康のための基本的な活動だということを理解している」と話した。

今年の南米選手権は6月13日~7月10日までアルゼンチンとコロンビアで開催され、南米の10カ国が参加する。カタールとオーストラリアが招待されていたが、日程の関係で不参加となった。6月13日の開幕戦(ブエノスアイレス)ではアルゼンチンとチリが対戦する。