レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(35)の残留が決定したと、スペイン紙アス電子版が15日に報じた。

来季は12年夏にトットナムから移籍金3500万ユーロ(約45億5000万円)で入団して以来、10シーズン目となる。

モドリッチは今季もジダン監督にとって重要な選手で、中盤の大黒柱として君臨。現時点で公式戦40試合で4得点4アシストを記録している。契約は今年6月30日までだが、1年間の延長ですでに合意。近日中に正式発表となる見通しだ。

また、モドリッチはクラブが新型コロナウイルスの影響を財政面で大きく受けていることを配慮し、年俸ダウンも受け入れたもようだ。

モドリッチはもともと残留を強く希望しており、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦・リバプール戦の前日会見でも「僕の契約延長は順調に進んでいる。来季もRマドリードでプレーを続けられることを願っている」と話していた。 モドリッチはこれまでRマドリードで公式戦383試合に出場し、26得点61アシストを記録。その間、4度の欧州チャンピオンズリーグ、2度のスペインリーグ優勝を含む計17タイトルを獲得した。

Rマドリードでは他にセルヒオラモスとルーカス・バスケスが今季終了後、ベンゼマとナチョが来年6月30日で契約切れとなる。(高橋智行通信員)