FWメッシが2得点を挙げバルセロナがビルバオに4-0で下し、3季ぶり最多31度目の栄冠を手にした。昨季無冠に終わったチームにとっては2季ぶり、今季から指揮を執るクーマン監督にとってはバルセロナでの初のタイトル獲得となった。

前半は0-0で折り返したが、後半15分、メッシの右へのパスをMFデヨングがダイレクトで折り返し、FWグリーズマンが中央で左足を合わせて均衡を破り、その3分後にもMFアルバの左クロスがワンバウンドしたところをデヨングが頭で押し込んで2点目を奪った。同23分にはメッシが右サイドをドリブルで駆け上がり、デヨングとの2度のパス交換でペナルティーエリア右へ進入。相手DFをかわしながら左足でゴールネットを揺らした。さらに同27分、アルバの左からのマイナスの折り返しにメッシが走り込んで左足で流し込み、12分間であっという間に4点を奪って試合を決めた。

ビルバオは新型コロナウイルスの影響で延期となり、3日に行われた昨季の決勝でもRソシエダードに敗れており、2度のタイトル獲得のチャンスをものにすることができなかった。