英国のボリス・ジョンソン首相(56)はプレミアリーグクラブのスーパーリーグ参加をやめさせるため“a legislative bomb(立法爆弾)”を投下する用意があると宣言した。

英ガーディアン電子版によると、同首相はイングランド協会(FA)、プレミアリーグのトップと会談。さらにリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、トットナムのサポーターグループの代表者たちと話し合った。

ジョンソン首相はスーパーリーグについて「全20クラブ中の15クラブが永遠のステータスを手に入れ、降格のリスクから自由になるだけ」と批判。スーパーリーグを阻止するために「立法爆弾を今、投下すべき」と話し、法整備を含めたあらゆる可能性を模索していると示唆したという。

同首相の広報担当者は“立法爆弾”の詳細については語らなかったが「スーパーリーグ参加クラブに所属する外国人選手へのビザ発給の制限などは?」という質問に「すべての可能性がテーブルの上に並べられている」と否定はしなかったという。