バルセロナのロナルド・クーマン監督(58)が21日、スペインリーグ第31節ヘタフェ戦へ向けた前日会見に出席。スーパーリーグに関する質問に答えた。

スーパーリーグに関してはイングランド6クラブの撤退を皮切りに、その後、Aマドリード、ACミラン、インテルミラノも不参加を表明。残るはバルセロナ、レアル・マドリード、ユベントスのみとなってしまった。そんな中、クラブのラポルタ会長からどのような説明があったか聞かれたクーマン監督は「(会長とは)昨日話し、その立場を説明してくれた。様々なことが起こり得るので私は意見しないのが一番だ。私が望むのはこのクラブにとってベストなことだ」と説明。スーパーリーグが好きかについても「その件についてはこれ以上答えるつもりはない」と言葉を濁した。

しかしバルセロナの監督としてではなく、個人の意見を話してほしいとさらに突っ込まれると「私はサッカーがファンのものだというピケのツイートに同意する。しかし私はあまり話すことはできない」と、新リーグ創設に賛成していないことを示唆した。

またバルセロナがスーパーリーグ参加の契約を結ぶ前、クラブから説明があったかについては「昨日電話をもらい、その件について説明を受けた。選手たちに関しては分からない。私はそのことに興味はない。我々は明日試合を戦う」と、事前には連絡がなかったことを明かした。(高橋智行通信員)