日本代表MF久保建英(19)が所属するヘタフェは敵地でバルセロナFWリオネル・メッシの2発を浴びるなどして2-5で敗戦した。久保は2試合ぶりにスタメン入りし、フル出場で随所に存在感を示した。

チームは前半8分に先制点を許す。敵陣内から一気に前戦のメッシへスルーパスを通され、そのままメッシにドリブル突破からシュートまで持っていかれた。

12分にヘタフェがオウンゴールで追いついた。しかし28分にヘタフェもGKへのバックパスがミスになり、オウンゴール。ふたたび勝ち越しを許した。

33分にメッシに追加点を奪われる。相手FKを1度はクリアしたがふたたびゴール前に放り込まれ、右よりから右足シュートを浴びた。これは左ポストに直撃も、こぼれ球に詰めていたメッシに今度は左足ダイレクトで合わされ、決められた。

久保の大きな見せ場は1-3の後半20分すぎ。左サイドで球際の強さを見せてボールを持つと、ドリブルで前線まで進入。グラウンダーのクロスを送ると受けたFWウナルが倒され、ビデオ・アシスタント・レフェリーによってPKにつながった。これをウナルが決めて1点差とした。

しかしその後は42分、メッシの右CKをDFアラウホが頭で合わられて失点。さらにロスタイムにはMFグリーズマンにPKを与えて決められた。久保の奮闘はあったが、チームは完敗だった。