プレミアリーグで、レスターがウェストブロミッジを3-0で下し、3位をがっちり守っている。18日にはFA杯準決勝でサウサンプトンを退け、52年ぶりの決勝進出を決めたばかりで、波に乗っている。

この日は前半23分にバーディー、同26分にエバンス、同36分にイヘアナチョが得点。前半で大きくリードしたものの、ロジャーズ監督はあまり満足していなかったという。「プレスや力強さ、ゴールはよかったけど、ミスが多すぎて、ボールを失っていた」。だが、後半は「試合をコントロールしていたし、セットプレーに対してもよく守れた。(FA杯準決勝に続く)2試合連続で無失点だ。もっと得点が挙げられる試合だったが、その必要もなかった」と、守備面の充実を喜んでいる。

「本当にいい勝利。どんな勝利も重要だが、好調なチームに対してだからね。本当にうれしい」。

プレミアリーグはこの時点でマンチェスター・シティーが33試合消化の勝ち点77で首位独走。32試合消化のマンチェスター・ユナイテッドが同66でこれに次ぎ、レスターが同59、さらに勝ち点4差でチェルシー、ウェストハムと続く。レスターにとってはFA杯とともに、来季欧州チャンピオンズリーグ出場権が大きなモチベーションになっているようだ。