ライプチヒはユリアン・ナーゲルスマン監督(33)が今季限りで退任、来季からバイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任することを発表した。5年契約という。

同監督はホッフェンハイムを率いた後、19年夏にライプチヒの監督に就任し、19-20年はブンデスリーガ3位、欧州チャンピオンズリーグ(CL)4強入り。今季も欧州CLで1次リーグを突破し、リーグ戦は首位Bミュンヘンに次ぐ2位につけている。

同クラブによると、ここ数日間に動きがあり、ナーゲルスマン監督からBミュンヘンに移りたい希望が伝えられ、これを受け入れた形。後任についてはできるだけ早く発表したいとした。同監督はライプチヒへの愛情を示した上で「Bミュンヘンの監督というのは魅力的で、いつかはやってみたいと、ずっと言ってきた。今回はチャンスだった」などとコメントしている。

地元メディアによると、ライプチヒとナーゲルスマン監督とは23年まで契約していたため、Bミュンヘンが契約解除金を負担し、その額は監督としては異例の2500万ユーロ(約32億5000万円)とも伝えられる。

現在Bミュンヘンを率いているハンジ・フリック監督(56)は、既に17日に今季限りの退任を表明。今夏の欧州選手権をもって退任するドイツ代表のヨアヒム・レーウ監督(61)の後任になる話が取りざたされている。