アーセナルのオーナーである米国人実業家のスタン・クロエンケ氏(73)と息子のジョシュ・クロエンケ氏(40)が声明を発表。クラブを売却する意思がないことを明確にした。

アーセナルについては、音楽配信サービス「スポティファイ」CEOのスウェーデン人、ダニエル・エク氏(38)が買収に興味を示し、クラブのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏(43)、元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏(51)、元フランス代表MFパトリック・ビエラ氏(44)がエク氏をサポートする姿勢を見せていた。

クロエンケ親子は声明で「ここ数日、アーセナル買収についての臆測がメディアに報じられていますが、我々は今後も100%、クラブに関わっていきますし、運営権を手放すつもりはまったくありません。(クラブ買収の)オファーも受けていませんし、どんなオファーが来たとしても検討するつもりもありません。我々の目標はサッカー界で最大のトロフィーを手にすること。それを成し遂げるために引き続きチーム力を高めることに注力していきます」とした。