0-1で敗れた2日のビリャレアル戦で2試合ぶりに出場したヘタフェの日本代表MF久保建英(19)について、スペイン各紙は評価をつけなかった。

久保は今季前半戦で所属したビリャレアルを相手に、後半39分に途中出場。右サイドでプレーし、ゴール前のククレジャにスルーパスを送るなどの好プレーを見せたが、スペイン紙マルカは評価をつけず(最高3点)。チームトップはダビド・ソリアで2点、久保同様、出場時間の短かったアンヘルは評価なし、それ以外の11選手は1点だった。

スペイン紙アスも、久保を唯一評価なしとした。チーム最高はダビド・ソリア、ジェネ、ティモール、イグレシアス、マクシモビッチ、アランバリの6人で2点、それ以外の7人は1点だった。アス紙は久保の出来について「1対1を狙い右サイドから2回いい形で姿を見せたが、出場時間が短かった」と評した。

久保のヘタフェ加入後のリーグ戦成績は15試合(先発7試合)、667分間出場、0得点1アシスト。今季は残り4試合。

ヘタフェのリーグ戦成績は34試合8勝10分け16敗の勝ち点34で15位。次節は9日に乾貴士、武藤嘉紀が所属するエイバルをホームに迎える。相手も勝ち点26の最下位と低迷しており、両チームにとって残留に向けた重要な一戦となる。(高橋智行通信員)