セルビア1部パルチザンで主将を務めるGKブラディミル・ストイコビッチ(37)が、給与の未払いなどを訴えてクラブ退団を表明した日本代表FW浅野拓磨について「彼は我々を裏切った」と批判した。セルビアの複数メディアが報じた。

同GKは「クラブには『失望した』『裏切られた』というムードがあふれている。選手、スタッフ、クラブの従業員みんなが、彼がチームに溶け込み、そしてベオグラードで快適に暮らせるようにサポートしてきたからだ」と憤ったという。

ストイコビッチは浅野が訴えている給与未払いやクラブの待遇面については「自分は弁護士ではないので、それらについてコメントする立場ではない」とした上で「でも人として、モラル的にはどうなんだろう。浅野の決断は尊重するが、シーズンが終わるまであと20日待つことはできたはずだ」と話した。