欧州スーパーリーグ(SL)への参加についてファンから批判を浴びているチェルシーが、7月からサポーターをクラブ役員会議に同席させることになった。

チェルシーは欧州SLへの参加を表明した12クラブのうちの1つ。リーグ創設が発表されると、欧州のサッカー文化が破壊されると懸念したファンが猛抗議。チェルシーを含むイングランドの6クラブはわずか48時間で撤退を決めた。

その反省もふまえ、チェルシーはサポーターの中から選ばれた3人を、1年に約4回、役員会議に招き入れることにしたという。

3人の選出方法は、クラブとサポーターの間で話し合いが行われる見通し。ただサポーターには役員会議での投票権はなく、選手やスタッフに関する会議には参加できないという。