マンチェスター・ユナイテッドの米国人オーナーが、欧州スーパーリーグの参加メンバーに加わったことについてファンに謝罪することを拒んだと、複数の英メディアが報じた。

英スカイの米国特派員であるサリー・ロックウッドさんがフロリダ州の市街地で、マンUのオーナー、グレイザー家の一員でクラブの共同会長を務めているアブラム・グレイザー氏(60)をキャッチ。「良い機会なのでファンへの謝罪などはありますか?」「クラブを売却する気はありますか」「サポーターに対してコメントはありますか」などと質問を投げかけたところ、何も話さずに立ち去ってしまったという。

プライベートの時間に記者の直撃を受け、無言を貫いたら「ファンへの謝罪なし」と報じられてしまうのは少しかわいそうだが、すでにスカイをはじめ、ミラー、デーリーメール、ESPN、マンチェスター・イブニングニューズなど多くのメディアが「謝罪を拒否した」と大々的に伝えた。

マンUでは、欧州スーパーリーグ構想が頓挫した直後、アブラム氏の弟で共同会長のジョエル・グレイザー氏(50)がファンへの謝罪の声明を発表している。