過去最多13度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)はチェルシー(イングランド)に0-2で敗れ、2戦合計1-3で敗退した。

相手の組織的守備の前に無得点。前半28分と後半40分に失点した。

ジダン監督は指揮官として15-16年、16-17年、17-18年大会で3連覇を達成、それ以来の決勝進出はならなかった。

同監督は試合後、「チェルシーは勝ち抜くに値した。彼らを祝福しなければいけない」と、勝者に敬意を表した。

同時に「我々には多くのことが足りなかったが、まだリーグ戦4試合が残されている。今、やるべきことはしっかりと休むことだ。諦めるつもりはない。できる限り素晴らしい形でシーズンを終える必要がある」と、スペインリーグでの逆転優勝へ、気持ちを切り替える旨を強調した。

同時に「難しい試合だった。試合開始後はよかったし、失点しても何も変わらなかったが、メンタル面が変わった可能性がある。準決勝で敗れれば満足することなどできない。つらい時間だが、明日再び練習し、次の試合について考えるつもりだ」と、選手の精神面を心配した。

スペインリーグでRマドリードは、現在勝ち点76で首位アトレチコ・マドリードに勝ち点2差の2位、9日には勝ち点70で4位のセビリアと対戦する。