ローマ(イタリア)はホームで3-2とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を下したが、2戦合計5-8で敗退した。第1戦で2-6と大敗しており、反撃は届かなかった。

フォンセカ監督は試合後「マンチェスターでの恐ろしい45分間のせいで、敗退した。今日は素晴らしいプレーだったけど、十分ではなかった」と話した。第1戦の後半に5失点したツケは大きかった。

この日の試合については「すごくいいスタートを切ったし、多くのチャンスもつくれた。先制はされたけど、ちゃんと反撃する力強さがあった」と評価するものの、寂しさはぬぐえないだろう。既に今季限りで退任し、後任にはモウリーニョ氏が就くことが決まっている。

この日1得点のクリスタンテも「今季は欧州舞台でいくつかの大きな勝利を挙げ、素晴らしい夜を過ごした。マンチェスターでの後半は残念だったけど、僕らは顔を上げてこの大会を終えていく」と、一矢報いた充足感はあったようだ。