公式戦4戦無敗と好調だったレスターがニューカッスルに2-4と敗れ、リーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。

序盤からペースを握りながらも、前半22分にその速さで抜け出したウィロックに先制弾を許し、同34分にはセットプレーから追加点を許した。後半19分にはGKシュマイケルがかわされて決められ、同28分には4点目を失った。同35分にオルブライトンが、同42分にイヘアナチョがゴールを挙げるが、反撃もそこまでだった。

前節終了時点で3位、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権(4位以内)のためにも勝ち点を積み重ねたかったレスターだが、同17位と残留争い中の相手に取りこぼした。

ロジャース監督は「守備での集中力が問題で、つまらない得点を許してしまった。失点に直結するミスがあった。今はシーズンの中で本当に集中しなければならない時期だ」と落胆は隠せなかった。

「我々は最後まで戦ったし、やられっぱなしで終わらなかった点は誇りに思う。0-3、0-4になると、走ること、頑張ることをやめてしまいがちだが、彼らはスピリットを見せた」。終盤の粘りは認めたものの、「実際は2得点だが、5得点できたかもしれない。GKの素晴らしいセーブもあった。でも、守備でミスがあっては勝てない」と続けた。

レスターはこの時点では3位のままだが、8日のチェルシー次第で4位後退もありうる。残り3試合はマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トットナムと難敵ぞろい。15日にはFA杯決勝でチェルシーとの対戦も控える。