バルセロナのロナルド・クーマン監督(58)が優勝争いから大きく後退することになったドローに悔しさをにじませ「我々は最後の3試合に勝利し、(AマドリードとRマドリードの結果を)待つ必要があった。(優勝は)今は非常に難しい状況だ」と話した。以下、試合後会見の一問一答。

-試合を振り返って

クーマン監督 前半はいいリズムでボールを回し、プレーの強度も高く、順調にリードを奪った。しかし後半、我々はボールを何度も失い、プレーの強度を下げてしまった。守備で多くのミスを犯し、集中力を欠いた。同点にされた後、我々は反撃して得点を決めたが、その後、再び簡単にゴールを許した。45分間で3失点はバルセロナのレベルではない。

-来季続投を疑問視する声もあるが

クーマン監督 監督は常に疑問を持たれるものだし、その疑問があるのも理解できる。自分たち自身も失望しているし、後半に起きたことについて自問している。しかし前進し続けなければならないし、来季に向けて準備する必要がある。

バルセロナは今季残り2試合。16日にホームでセルタ、23日にアウェーで乾貴士、武藤嘉紀が所属するエイバルと対戦する。(高橋智行通信員)