レアル・マドリードが13日、スペインリーグ第36節でグラナダとアウェーで対戦し、4-1の快勝を収めた。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が記者会見に出席している。

ジダン監督はその際、グラナダ戦前日の練習中にマルセロと口論し、グラナダ戦で招集外にしたと報じられたことが事実かを問われ、「いや、マルセロはフィジカル面に問題があったので、我々はいつも通り、リスクを冒すことを嫌ったんだ」と否定した。

リーグ優勝争いを継続するために絶対に負けられない試合を制した中、最も好きだったことについては「すべて気に入っているよ。ゴールだけでなく、我々のプレーはとても良かったし、守備面も素晴らしかった。いい形で試合に入ることができたし、すべてに満足している。完璧な試合だった。2-1にされた時、我々はインテンシティを下げることなく、すぐに得点を決めることができた。それはこのチームが備えている個性を示している。またティボー(クルトワ)が最近いつもやっているように2、3本シュートを防いでくれた。困難なピッチで素晴らしい相手に良い勝利だった」と、すべての面で満足していることを強調した。

残り2節に勝利した場合、首位アトレチコ・マドリードがつまずき、リーグ優勝できると思っているかについては「我々は残り2試合、最後まで、リーグが終わるまで全力を尽くすつもりだ。今日のように全力を尽くし、その後で様子を見るつもりだよ」と返答するにとどまった。

Rマドリードはシーズン終了まで残り2節になる中、勝ち点78で2位につけ、Aマドリードとの勝ち点差は2となっている。この後、16日にアウェーでビルバオ、23日にホームでビリャレアルと対戦し、今季を終了する。(高橋智行通信員)