ヘタフェに所属する日本代表MF久保建英(19)が、レバンテ戦で今季リーグ初ゴールを記録し、チームの勝利と1部残留決定に大きく貢献した。

前節セルタ戦に敗れ、3戦連続無得点の3連敗と厳しい状況のヘタフェは4-4-2で臨み、久保は5試合連続でベンチスタートになった。試合はヘタフェペースで試合が進み、前半13分に左サイドでボールを奪ったククレジャがグラウンダーのクロスを入れ、アレニャがダイレクトで合わせて先制点を記録した。ヘタフェにとって4試合ぶりの得点となった。

追いつかれて試合を折り返し、ボルダラス監督は決勝点目指して後半30分に久保、負傷明けのクチョ・エルナンデス、イグレシアスの3人を同時投入。この交代が功を奏し、40分にこぼれ球を拾った久保が左足でスーパーミドルをたたき込み、今季のリーグ初得点を記録した。

久保の決勝点で勝利を飾ったヘタフェは最終節を待たずに残留を決定している。(高橋智行通信員