アゼルバイジャン・プレミアリーグ(1部)の強豪ネフチMF本田圭佑(34)が、画面を通して教壇に立ち子どもたちにメッセージを送った。

17日、本田が最高経営責任者(CEO)を務める会社などが、運営するプレミアム音声サービス「NowVoice」上で、山口松陰学園松陰高との連携を発表した。

すでに同校での特別授業の初回を14日に終え、本田も、ビデオメッセージで“先生役”をこなしたという。

今後も、各分野で活躍する人々の音声を配信する「NowVoice」というサービスを活用した授業を続けるという。前期は事業開発、サービス開発、コンテンツ開発、モチベーションについて。後期ではマーケティング、プレゼンテーションなどを、ともに学ぶという。

発表資料には「最終的には授業の枠組みを超えて、学生たちの声自体を『NowVoice』のサービスに反映させていく予定。混沌(こんとん)とする現代社会の中で、『なりたい自分になる』ための知識を吸収し、自ら考え、発信できる力を養ってもらうことで、社会で活躍する人材を育んでいきます」とある。

初回授業で講師として実際に教壇に立った株式会社運動通信社の黒飛功二朗代表は「NowVoiceを通じて高校生の皆さんにスタートアップサービスを身近に感じて欲しいと思うと共に、高校生の自由な発想からきっとNowVoiceの今後の成長にとって貴重なアイデアが生まれることを期待しています。変革が求められるこの時代、世の中を変えるような自身の仕事に夢を膨らませて貰いたいと思います」などとコメントした。