フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマール(29)の自宅に、不審な男が侵入していたことが分かった。ESPN電子版が報じた。

事件が起きたのはスタッド・ランス戦のあった16日の早朝。大量の聖書を詰め込んだリュックを背負った男が、パリ近郊ラ・セル・サン・クルーのネイマール邸の壁をよじ登って敷地内に侵入。正面玄関の数メートル手前で警備員に捕らえられ、その後、警察に逮捕された。

男は武器等は所持しておらず、金品を盗むつもりもなかったという。取り調べに対し「ネイマールに神の言葉を伝えたかった」と話し、信仰について会話をすることが目的だったと説明した。男はその後、精神科の病院に移送された。

パリSGでは、今年3月の試合中に、アルゼンチン代表MFディマリアとブラジル代表DFマルキーニョスの自宅がそれぞれ強盗の被害に遭っている。その後、パリSGは選手の自宅のセキュリティー費用を支払うことを約束していた。