リベルタドーレス杯を戦っているリバープレート(アルゼンチン)が、19日の同杯1次リーグ・サンタフェ(コロンビア)戦を行えない可能性が出てきた。

リバープレートでは、16日のアルゼンチンリーグ杯準々決勝ボカ・ジュニアーズ戦を前にした検査で15人が新型コロナウイルス陽性反応を示した。なんとか同試合は行われたが(1-1からのPK戦でリバープレートは敗退)、17日の検査でさらに6人がコロナに感染していると判明。これにより、サンタフェ戦に出場できるGKが1人もいなくなり、完全に試合に出られるコンディションのフィールドプレーヤーも10人しか残されていない異常事態となった。

リベルタドーレス杯では途中でメンバーを追加することは許されていないが、今大会ではコロナ感染の可能性を考慮して、予備登録メンバーを50人にまで拡大。その中に名前があれば、大会に出場できることになっている。だがリバープレートのガジャルド監督は少数精鋭のチーム構成を好み、予備登録メンバーも32人しか登録していなかった。クラブは現在、南米連盟に対し、例外的に選手の追加を認めるように働き掛けている。