トットナムが前インテル・ミラノ指揮官のアントニオ・コンテ氏(51)との監督就任交渉を打ち切った。英BBCが報じた。

コンテ氏は、トットナムの今夏の移籍市場での予算に難色を示し、一方、トットナム側はコンテ氏の「すでに完成されているスターを獲得する」姿勢が、育成も重視したいクラブの意向に合わないのではと考えたという。

トットナムはモウリーニョ前監督を解任して以来、メイソン・コーチが暫定的に率いてきたが、まだ後任は決まっていない。候補に挙がってたライプチヒのナーゲルスマン監督はバイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任し、レスターのロジャーズ監督は残留の意向を示していた。