日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは8日、今季リーグ戦25試合で11ゴールを挙げたFWサイラス・ワマンギトゥカが、名前と年齢を詐称していたことをクラブに告白したと発表した。

同FWの本当の名前はサイラス・カトンパ・エムブンパで、これまで1999年生まれとされていたが、実際は1998年生まれの22歳だという。

コンゴ民主共和国出身のエムブンパは、17歳の時にフランス下部リーグのアレスでプレーするために母国を離れた。その後、ベルギー在住の代理人に名前や年齢などの個人情報を改ざんされ、銀行の口座からパスポートまですべてをコントロールされたという。

同FWはその代理人とたもとを分かち、新たな助言者を得たことで真実を明かすことを決意。告白を聞いたシュツットガルトも同FWを全力でサポートすると約束した。クラブはその代理人の名前をすぐに警察など司法当局に通報したという。