バルセロナが来季に向けて積極的に補強を進める中、GKネトの退団が決定的であるため、経験豊富な第2GKを求めてユベントスを辞めたばかりのジャンルイジ・ブフォン(43)に探りを入れた。スペイン紙スポルト電子版が9日に報じている。

ブフォンのユベントスとの契約は6月30日までだが、前人未到の6度目のワールドカップ(W杯)出場を目指しているため、契約延長しないことを決断したという。今季は出番が少なく、欧州選手権に向けたイタリア代表のメンバーになれなかった。

ブフォンは今季、ユベントスで公式戦14試合を戦い、イタリア杯決勝では先発出場して優勝に貢献し、通算26タイトル目を獲得していた。

同紙は、ブフォンがイタリア代表復帰を果たすためには、定期的に試合に出場する必要があることを理解しているため、テアシュテーゲンに次ぐ第2GKとしてチームに加わるつもりがないと、すでにバルセロナに返答していることを伝えている。

また、ブフォンの次の移籍先もイタリア国内が濃厚となっており、レギュラーになれる場所を求めているとのことである。(高橋智行通信員)