Jリーグサンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸を指揮したこともある英国人のスチュアート・バクスター氏(67)が、南アフリカ1部カイザー・チーフスの指揮官に復帰した。

カイザー・チーフスはバクスター氏が前回率いていた14-15年シーズン以来、優勝から遠ざかっており、南アフリカ代表監督も務めた同氏に再登板の白羽の矢が立った。

同クラブは今季南アフリカ1部で16チーム中8位。現在行われているアフリカ・チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝に進んでいるものの、対戦相手のウィダード(モロッコ)が優位だとみられている。両クラブはアフリカCL1次リーグでも同組で、ウィダードが1位、カイザーチーフスが2位で決勝Tに進んだ。

前任者のギャビン・ハント監督はアフリカCLではクラブを上位に進出させたが、国内リーグでの成績不振や、国内カップ戦で2部クラブに敗れて初戦敗退となったことで、5月に解任されていた。