現在カタール1部アルサドで指揮を執るシャビ監督(41)が、バルセロナを率いる準備ができていると話した。ESPN電子版が報じた。

バルセロナのラポルタ会長が来季クーマン監督の続投を決めるまで、シャビ監督が指揮官として古巣に戻るのではないかという報道も多かった。

シャビ監督はラポルタ会長からの連絡はなかったと明かした上で、指導者生活の次のステップへ向け、オファーに耳を傾ける用意があると明言。「クラブがクーマン監督の続投を決めたのだから、彼の幸運を祈っている。“その時”がいつ来るかは分からないが、将来バルサに戻るのは夢だ。急いではいないが、実現してほしいと思っている」と話した。

シャビ監督は1991年にバルセロナのアカデミーに入って以来、24年間を同クラブで過ごしてきた。「人々は(バルサを率いるのは)まだ早いと思っているかもしれない。でも私は準備ができている。クラブ、環境についても熟知している。あのグアルディオラやジダンだって、バルサとレアルの監督に就任する前は批判された」と力説したシャビ監督。かつての盟友メッシを指揮するのは“特権”だと話した。