欧州選手権(ユーロ2020)連覇を狙うポルトガルの主将クリスティアーノ・ロナウド(36=ユベントス)が、15日の初戦ハンガリー戦(ブダペスト)に向け「04年に初めて欧州選手権でプレーした時以上にやる気に満ちあふれている」と意気込みを語った。

ポルトガルにはロナウドの他にもブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)やルベン・ディアス(マンチェスター・シティー)ら好選手が名を連ねている。ロナウドは、ポルトガルサッカー連盟による有料チャンネル「カナル11」のインタビューで「我々は前回王者で、今回も優勝候補の一角だ。熱意と野心にあふれ、いつものように勝利が期待できる。ベストを尽くす準備は整っており、ハンガリーに勝って、最高の形で大会をスタートさせたい」と話した。

ポルトガルが戦う1次リーグF組はドイツ、フランスと一緒の“死の組”だが、「簡単な試合なんてない。可能な限り、最高の形で大会が進むように望んでいる」とロナウド。同FWは現在、プラティニ(フランス)と並んで欧州選手権歴代最多9得点をマークしており、今大会でゴールを決めれば単独トップに躍り出る。