バルセロナとマンチェスター・シティーが大型トレードを検討していると、スペイン紙スポルト電子版が13日に報じた。

両クラブはここ数週間、頻繁に連絡を取り合っており、特にマンチェスターCのグアルディオラ監督が高く評価しているセルジ・ロベルトの移籍について話し合いが行われているという。

そんな中で、バルセロナのセルジ・ロベルトとウスマン・デンベレ、マンチェスターCのジョアン・カンセロとベルナルド・シウバの大型トレードの可能性が浮上したもようだ。

バルセロナでは、デンベレは来年で契約切れのため、来季開幕までに契約延長で合意に達しない場合、今夏中に放出する可能性が高い。セルジ・ロベルトは来季のクーマン監督の戦力に入るかどうか、クラブからの返事待ちになっている。

一方、マンチェスターCでは、ベルナルド・シウバは今季レギュラーだったにもかかわらず、グアルディオラ監督が退団の許可を出す可能性が高く、カンセロはバルセロナが何年も前から獲得を狙っている選手だ。

バルセロナがDFエメルソンの残留を確定させた場合、セルジーニョ・デストとともに右サイドバックの人材が足りるため、バルセロナがカンセロ獲得に動く可能性は低いと見られている。一方、エメルソンを何らかの形で放出する場合、カンセロとの契約を目指すという。

またカンセロとベルナルド・シウバの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が最近バルセロナとのコンタクトを強めているという。同氏は昨夏、ネルソン・セメドをバルセロナからウルバーハンプトンに移籍させており、、今後、何らかの動きがあるかもしれない。(高橋智行通信員)